大腸ガンの元となるポリープの検査と摘出を同時に行えます。
大腸ガンは殆どの場合、いきなり最初から大腸ガンとして発生するのではなく、大腸腺腫という良性ポリープ→大腸ガンという過程を経ます。便潜血検査は、大腸ガンの恐れがあるかどうかを調べる検査ですが、大腸内視鏡検査・治療では良性である大腸腺腫を発見・切除すれば大腸ガンにならずに済みます。大腸は三次元的に捻れています。当院では体位変換せず、受診者の身体的負担軽減・穿孔リスク減少のために、腸管を適確に折り畳む事により、最短距離・最短時間(平均2分台)で大腸の終点である盲腸まで、腸管を出来るだけ伸展させずに挿入します。したがって高齢者でも、基本的には外来にて可能です。ここでも鎮痛・鎮静剤を使用し、受診者の心理的負担軽減と腹部への緊張を取り去ることで折り畳み易くし、また、襞の深い大腸の中をポリープが隠れていないかしっかり観察が出来ます。
ピロリ菌チェック、胃ガン早期発見が短時間で可能です。
胃・十二指腸潰瘍の有無の他、慢性胃炎の状態を見る事でピロリ菌感染も予想できます。その際、ピロリ菌チェック・除菌処方も同時に行えます。除菌する事で、胃ガン・胃リンパ腫の発生率がかなり下がると言われております。また、最新のNBIという特殊光を用い、微小な食道ガンの有無も調べます。もちろん、この検査を楽に受けていただけます。院長の私は、他の先生方と共に経鼻内視鏡を他施設で多数実施しておりますが、「鎮静剤を使用した方が楽だ」とおっしゃる患者さまが多い印象を受けており、当院では経口内視鏡を用いております。
胃・大腸内視鏡を同時に出来ます。(ドック、検診にて)
胃内視鏡が終わりしだい、すぐに大腸内視鏡を行います。時間の節約にもなる上、目が覚めましたら、どちらの検査も終わっております。
※鎮痛剤、鎮静剤は、外科手術に行われる一般的な麻酔とは異なり、呼び掛けに応えられる程度のものです。ご心配には、及びません。ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。